The Time -The Story of Legend-
紅い太陽と蒼い月 -Red Sun & Blue Moon-

紅い太陽 勇気を与えてくれる、そんな力。
蒼い月 疲れを癒してくれる、そんな力。

レッドサン、ブルームーン。
その力を狙ってくるものがいる。
その敵は、「フェニックス団」。
不死鳥(フェニックス)のタトゥーを腕につけている。
レッドたちを苦しめる存在となる。


ある日の夜、
流れ星とともに落下した、
赤と青の小さい石ころ。
第一発見者は、
「これは・・・、”太陽の石”と”月の石”だ!」と
テレビの前で堂々と発言していた。
もちろん月なんて青くないし、
太陽に岩石みたいなものがあるなんて思わない。
それが本物だと証明されたのは、
20年以上経った現在だった。
第一発見者はすでにいなくなっているが、
研究者たちが熱心に研究を続けている。

青い石は「ブルームーン」、
赤い石は「レッドサン」と名づけられ、
研究所に保管されていた。
しかし、襲撃にあい、
2つの石はばらばらに飛んでいった。
「ブルームーン」は回収・保護されたが、
「レッドサン」は見つかることはなかった。
「レッドサン」は木っ端微塵に砕かれてしまっていたのだ。
保護したのはレッド。
サザンクロスのリーダー的存在だ。
研究施設に今もある「ブルームーン」は、
クリスタルへと姿を変えているが、
力は強く発揮されている。

「レッドサン」「ブルームーン」、
2つの力をめぐる戦いが始まろうとしていた。


サザンクロス、生命活動をしている駅。
中にクリスタルの原石がある。
「レッドサン」、破壊の力を秘めた石・・・。
災害の源になるとは誰も・・・。


「・・・”紅い太陽I(レッドサン)”、
その力はこの世界そのものを変えてしまう恐ろしいもの・・・。
だからその力を止めたい。」
「大丈夫、俺達がいるから。」
「・・・それ、自身あるの?」
「ある。
根拠ないけど・・・。」
「・・・って、
それはまずいだろ。」
「そうっすか?
あはははは・・・。」
(さすが兄弟の長男、
ちょっと無責任すぎる・・・。)

「おい・・・、
何で俺がこの2人相手にしないといけないんだよ。」
「いいじゃないっすか〜。
なおにした方がよかったか?」
「いや・・・、そういう問題ではない。
”紅い太陽”のことについて聞きたい。」
「それなら・・・、
飛鳥さんが詳しいと思いますが。」
(マジかよ・・・。)
「あー、咲夜さん、待ってください!」
「?」
「僕も一緒に行きます。」
「わかった・・・。」

「何だ、俺に用か? 咲夜。」
「わけあって・・・、
”紅い太陽”について聞きたい。
知っていることだけでも。」
「つい数分前にも同じ質問だあったな。」
「それって・・・?」
「あいつらだ。
すぐにわかるだろ。」
「・・・って、
先越されたか。」
「・・・わかったならいいだろ。」
「何も言ってないって。(汗)」

「行くか。」
「何に乗ってって・・・、
レッドさん?」
「ドラゴンモード!
さ、背中に乗って。」
「(焦)変身しちゃだめか?」
「だめ!
そうなる前に食べちゃうよ。」
「・・・俺、高いところ苦手なんだ。(泣)」
「忘れてた・・・。」
(がんばってね〜。)
(泣くぞ、俺。)
「セミとっていいか?」
「だめにきまっとる!
我慢しろ!」

福岡エリア、
中心部にて大規模な爆発があった。
幸い、
けが人や死者はいなかった。
焼けた後にはフェニックスの絵が残されていた。

「これは・・・いったい・・・。
人を狙ったものじゃないことはわかるけど、
いくらなんでもひどすぎるよ。」
「やっと現場・・・、
やっぱり先にいた!
おい、何し・・・。」
「・・・来る!!」

「ついに降臨したぜ、フェニックス団!
”紅い太陽”を狙って攻撃しまくるぜ!」
「お前か・・・、町を壊したのは!
許すわけには・・・いかない!」
「あー?
誰だおめぇ。
俺たちの邪魔をするやつは許さんからな!」
「何か・・・、いやな感じがするけど、
本気でやらないと命までもが危ないけど・・・。」
「邪魔者認定、アタック開始!」
「アーバンネットワークス・グランドクロス!!」
「何だ、人じゃねーのかよ!」
「俺たち、アーバンネットワークス!
マスター、応戦に来たよ!」
「Thunks! 反撃・・・開始!!」

レッドたちの攻撃により、
最初の戦いが終わった。


まだ、これが始まりだということだと知る由もない・・・。
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